御室仁和寺は背丈の低い遅咲きの御室桜が境内を埋めつくします。

御室仁和寺の桜

index

御室桜(おむろざくら)-(おたふくざくら)
 遅咲きの背丈の低い御室桜は花(鼻)も低く「おたふくざくら」とも呼ばれています。仁和寺の御室桜は4月中旬に咲き揃い、京都の桜を締めくくるといわれ、大勢の人が仁和寺に訪れます。

 仁和寺境内で200本程咲く御室桜は、仁和寺の二王門から参道を進み、中門を入って左側に群生して見られます。樹高が3メートル程と低い御室桜は根本から分かれた枝に八重の白い花が密集して咲いています。

 仁和寺に御室桜が植えられたのは江戸初期の1600年頃からと伝えられ、東を見ると御室桜の花が海原のように広がり、その上に重要文化財の五重塔が頭をのぞかせています。

 仁和寺の境内には御室桜だけでなく、ヤマザクラやソメイヨシノも多く植えられています。鐘楼の前の紅色の枝垂桜や金堂を飾るように美しく咲く桜も見られます。

御室仁和寺(おむろにんなじ)の由緒
 ユネスコの世界文化遺産に認定されている真言宗御室派総本山の仁和寺は光孝天皇の勅願により造営がはじめられた寺を、仁和4年(西暦888年)に宇多天皇(第59代天皇、在位887年~897年)により完成された勅願寺で、仁和の年号を寺号とされました。

  仁和寺が「御室御所」と呼ばれるのは、宇多天皇が出家して往持となった後も皇子・皇孫が門跡を務めたことから格式の高い門跡寺院の筆頭とされているからです。

 仁和寺も京都の他の寺と同じく応仁の乱(西暦1467年~1477年)で全伽藍が焼失し、その後の寛永18年(西暦1641年)~正保元年(西暦1644年)に徳川家光(三代将軍)がの紫宸殿や常御殿などの御所の建物を移築して再興しました。

仁和寺の所在地
 
京都市右京区御室大内33
桜が咲いている時期の境内拝観 500円
仁和寺御殿の拝観料
 
大人と高校生 500円 
 小学生と中学生 300円
 30名以上は団体割引が適用されます。 
仁和寺の拝観時間 am9時~pm5時
仁和寺への電車・バス
 京福電車「御室仁和寺」下車、徒歩数分
 市バス「御室仁和寺」下車すぐ