東寺の五重塔は高さが55メートルです。

東寺 不二桜

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 平成6年(1994)に「古都京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録された東寺は、平安京への遷都が行われた2年後の延暦15年(796)に都を守護する為に羅城門をはさんで東西に建設された寺の一つです。西寺は廃寺され唐橋西寺公園に「史蹟西寺跡址」の石碑が建ち、「西寺前」と名付けられた市バスの停留所もあります。

 真言密教を広めていた空海が弘仁14年(823)に嵯峨天皇から東寺を賜り、寺名を「教王護国寺」として真言密教の根本道場としました。正式名は「金光明四天王教王護国寺 秘密伝法院(こんこうみょうしてんのうきょうおうごこくじひみつでんぽういん)」と長いものです。

 平安時代末期の治承4年(1180)から数年間に及んだの源平の争乱で荒廃した東寺は、鎌倉時代に文覚上人(真言宗の僧、1139~1203)が源頼朝の助けを得て再建できた堂宇は、室町時代に再び焼失しました。現在の東寺に見られる建物の多くは創建時の伽藍配置のままに、その後に建てられたものです。

 東寺は密教美術の宝庫といわれ多くの国宝、重要文化財を所蔵しています。建物では金堂、五重塔、大師堂、蓮華門が国宝に指定されています。

 元慶7年(883)頃に建てられた東寺の五重塔は天喜3年(1055)の落雷で焼失しました。その後も数度の焼失を繰り返し、現在の五重塔は徳川家光(第三代将軍、1604~1651)の寄進により寛永21年(1644)に再建されたもので、高さが55メートルもあり、今に見られる古い塔では最も高いとされています。初層に大日如来が安置されています。

 別サイトの東寺の不二桜(京都教王護国寺)の写真のページもご覧ください。

東寺の所在地
 京都市南区九条町1番地
東寺金堂・講堂の拝観料
 大人・大学生 500円
 高校生 400円
 中学生以下 300円
 団体割引あり
東寺金堂・講堂の拝観時間
 
午前8時~午後4時半受付終了
東寺へのバスと電車
 市バス「東寺東門前」下車すぐ
 近鉄電車「東寺」下車徒歩約10分