二尊院は釈迦如来と阿弥陀如来を本尊としています。

二尊院 桜

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二尊院(にそんいん)
 釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が本尊としてお祀りされているので、「二尊院」の名が通称となっていますが、正しい寺名は「小倉山二尊教院華台寺(おぐらやまにそんきょういんけだいじ」です。

 伏見城から移築されたと伝えられる総門をくぐると、広い参道がまっすぐに伸びていて秋の紅葉が美しく「紅葉の馬場」と呼ばれていますが、春には紅葉の馬場の両側に桜が美しく咲き揃います。

 紅葉の馬場から階段を昇り唐門をくぐると、二尊を安置する本堂を飾るように咲く桜が薄紅色の花の枝を垂れています。

 二尊院の歴史は古く、嵯峨上皇が小倉山の麓に華台寺を建立したのが始まりと伝えられます。二尊院も応仁の乱でほとんどの建物が消失し、現在の本堂は永正18年(1521)に再建されたものです。本堂に安置する木造釈迦如来立像と木造阿弥陀如来立像は国の重要文化財に指定されています。

別サイトの二尊院の桜の頁もご覧ください。

二尊院の所在地
 
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
二尊院の拝観料
 
大人 500円 
 中高大学生 500円
 小学生以下 無料
 団体割引あり
拝観時間 午前9時~午後4時半
二尊院へのバス
 市バス・京都バス
「嵯峨小学校前」又は「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩約13分