上品蓮台寺は真言宗智山派の歴史ある寺院です。

桜の上品蓮台寺

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上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)
 上品蓮台寺は聖徳太子が母の菩提を弔うために開基したと伝えられる歴史ある寺院です。荒廃していたこの寺を宇多法皇(第59代宇多天皇の在位887~897)の勅願により天徳4年(960)に寛空が再建しました。寛空(884~972)は宇多天皇の侍童をつとめた後に出家した僧で、康保元年(964)に僧正に至り、上品蓮台寺を建立したことから蓮台寺僧正とも呼ばれます。

 上品蓮台寺は蓮華金宝山九品三昧院(れんげこんぽうざんくぼんざんまいいん)と号する寺院で、真言宗智山派に属しています。

 上品蓮台寺は京都の他の寺院と同じく応仁の乱(1467~1477)で堂宇がことごとく焼失しましたが、百余年後の文禄年間(1592~1596)に豊臣秀吉の帰依を得て、和歌山県岩出市の根来寺(ねごろじ)の僧侶の性盛上人(しょうせいしょうにん)によって寺領110石もの大きな寺院に復興されました。

 上品蓮台寺が俗に「十二坊」の名で呼ばれるのは、文禄年間の再建の折に境内に12もの支院が建立されたことに由来されます。この辺りの地名は今も「十二坊町」と呼ばれていますが、今は残っている支院は少しだけです。

 上品蓮台寺の本尊は延命地蔵菩薩で本堂にお祀りされています。村上天皇(在位946~967)より賜った「上品蓮台寺」の勅額も本堂に掲げています。

 本堂の前で咲く枝振り豊かな枝垂れ桜がとりわけ美しい濃い紅色の花の枝を垂れます。上品蓮台寺は紅や白の華やかな桜の花が寺域全体に広がります。

 別サイトの上品蓮台寺(京都)の写真もご覧ください。

上品蓮台寺の所在地
 京都市北区紫野十二坊町33-1
上品蓮台寺の拝観
 境内無料
上品蓮台寺の拝観時間
 
午前6時~午後5時
上品蓮台寺へのバス
 市バス「千本北大路」下車、南へ徒歩数分