毘沙門堂のご本尊は毘沙門天で京都七福神の一つです。。

桜の毘沙門堂

index

毘沙門堂の本堂に安置されているご本尊の毘沙門天は京都七福神の一つに数えられ、人々の信仰を集めてきました。この毘沙門天は不叡山延暦寺の薬師如来(根本中堂の本尊)を彫像した時に残った余り木で、最澄(天台宗の祖伝教大師)により彫られた像だとも伝えられています。

毘沙門堂の創建は古く、文武天皇(飛鳥時代の天皇、在位697〜707)の勅願に従い、行基(奈良時代の僧、668~749)により大宝3年(703)に京都御所の北の出雲大路に出雲寺として開創されました。 その後の平治の乱、応仁の乱、元亀の乱などに遭遇してやむなく寺の移転をくりかえしました。幾多の変遷を経た後、天海僧正(天台宗の僧、1536~1643)が現在の地に再興し、寛文5年(1665)に公海僧正(天台宗の僧、1608~1695)が堂宇を完成させ、現在の寺観になりました。

  後西天皇(在位1655~1663)の皇子の公弁法親王(こうべんほっしんのう、1669~1716)が入寺されて以来、天台宗五箇室門跡となりました。

 本堂には桃山風の彫刻が施されあり、後西天皇の旧殿を移築した宸殿には狩野益信(かのうますのぶ、狩野探幽の養子)の筆による障壁画が描かれています。

 毘沙門堂の宸殿の前の桜は「毘沙門しだれ」と名付けられ、寛文5年(1655)に寺が再興されて以来、約350年もの長い間、春毎に白い花を咲かし続けています。今は5代目の「毘沙門しだれ」で樹高は10メートル、花の枝を直径30メートルにも拡げています。毘沙門堂には境内全体に50本以上の桜が植えられています。 毘沙門堂は春の桜だけでなく、秋の紅葉や京の七福神めぐりなどで人々に親しまれているお寺です。別サイトの毘沙門堂の桜(京都山科)の頁もご覧ください。

毘沙門堂の所在地
 京都市山科区安朱稲荷山町18
毘沙門堂本殿・霊殿・宸殿・晩翠園の拝観料
 
大人 500円
 高校生 400円
  中・小学生 300円
  小学生以下 無料
  団体割引あり
毘沙門堂の拝観時間
 
午前8時半より午後5時
毘沙門堂への電車
 JR、地下鉄「山科」下車北へ徒歩約20分
 京阪電車「京阪山科」下車北へ徒歩約20分