平等院の鳳凰堂は10円硬貨の裏にデザインにされています。

桜の平等院

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平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)
 平等院は平安時代中期の権力者である藤原道長(966~1028)の別荘の宇治院を、長男の頼通(よりみち、9921~074)が永承7年(1052)にここに大日如来を安置した本堂を建立し、平等院と号する天台宗寺院にしました。平等院は古都京都の文化財の一つとして世界遺産に登録されています。

 翌年の永承8年(1053)に極楽浄土を具現化した阿弥陀堂(鳳凰堂)を建立し、平安時代屈指の佛師定朝が造った阿弥陀如来を安置しています。続いて法華堂、五大堂、経堂、宝蔵、多宝塔、その他のお堂建立をましたが、建武3年(1336)の楠木正成と足利尊氏の合戦のための戦火により、鳳凰堂、観音堂、鐘楼を残してほとんどの堂宇が焼失しました。その後には再建されることも無く、現在では国宝の鳳凰堂、重要文化財の観音堂、梵鐘が国宝に指定されている鐘楼のみが見られます。

 平等院の鳳凰堂は10円硬貨の裏面に刻まれている左右対称の美しく建物で、平安貴族あこがれの西方極楽浄土を具現したものといわれています。天喜元年(1053)に建てられた鳳凰堂の中堂が阿弥陀堂で仏師定朝の晩年に造った阿弥陀如来坐像(国宝)が安置されています。阿弥陀堂から翼廊(よくろう)左右に伸び、中堂背面からは尾廊(びろう)が後ろに伸びています。この建物全体の様子が鳳凰が翼を広げた姿を優美に再現したものといわれています。

 中堂の壁にかかる52体の「雲中供養菩薩像(国宝・平安時代)」は飛雲に乗り、楽器を奏でるなどのさまざまな姿を見せてくれます。中堂で見られる52体のうちの約半数は忠実に模刻したもので、オリジナルは鳳翔館で見られます。金色に輝く美しい二羽の鳳凰が中堂の大屋根の両端で向き合っています。この鳳凰は複製されたもので、オリジナルの青銅で造られて鳳凰は鳳翔館に展示されています。

別ページの平等院の桜(京都府宇治市)のページもご覧ください。

平等院の所在地
 京都府宇治市宇治蓮華116
平等院庭園、鳳翔館の拝観料
 
大人 600円
 中・高校生 400円
 小学生 300円
 団体割引あり
 鳳凰堂内部拝観 別途300円
平等院の拝観受付時間
 
午前8時半より午後5時半
平等院への電車
 JR奈良線「宇治」駅下車 徒歩約10分
 京阪電車宇治線「宇治」駅下車 徒歩約10分