鞍馬寺に咲は京都の桜より一週間ほど遅いようです。

鞍馬寺 桜

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鞍馬寺(くらまでら)
 天狗や牛若丸の伝説で知られた鞍馬寺の歴史は古く、奈良時代の宝亀(ほうき)元年(770)の創建と伝えられています。鑑禎上人(がんちょうしょうにん、鑑真和上の高弟)が宝亀元年に鞍馬山に毘沙門天をお祀りし草庵を結んだのが鞍馬寺の始まりとされています。

 その後の延暦15年(796)に藤原伊勢人(ふじわらいせんど、奈良時代末期から平安時代初期の従四位の官人、759~827)が千手観世音菩薩を祀り伽藍を建立して鞍馬寺と名乗り、平安京の北の守り神と位置づけられました。

 鞍馬寺は比叡山延暦寺の末寺として天台宗に属していましたが、戦後の昭和24年(1949)に独立して鞍馬弘教本山となりました。毘沙門天、千手観音に魔王尊を合わせて本尊としてお祀りしています。

 鞍馬寺の奥の院魔王殿に祀られている魔王尊は、今から650年程前に金星から地球救済のためにやってきた魔王を祀ったものと伝えられています。奥の院魔王殿は本殿金堂、霊宝殿から木の根道を通って20分ほど歩きます。さらに歩いて山道を下り貴船川の橋を渡ると貴船神社にたどり着きます。

 鞍馬寺の本殿金堂の西に建つ霊宝殿には国宝の木像毘沙門天立像と脇侍像、吉祥天立像、善膩師(ぜんにし)童子立像等が安置されており、ほかにも国宝や重要文化財を多く所蔵しています。

 鞍馬寺に桜の花が咲き揃うのは京都の市街地より5日から1週間ほど遅いようです。本殿金堂と光明心殿の前には一重や八重、白や紅色の美しい花が見られ、これらの桜は雲珠桜と呼ばれています。ケーブル多宝塔駅の近くの多宝塔の両側には塔を飾るように紅色の濃い枝垂れ桜が咲いています。

 新しく作った鞍馬寺の桜のページもご覧ください。

鞍馬寺の所在地
 京都市左京区鞍馬本町1074
鞍馬寺の拝観料
 愛山費 300円
 中学生以下 無料
鞍馬寺の拝観時間
 
午前9時~午後4時
鞍馬寺への電車
 叡山電車鞍馬線「鞍馬」下車、徒歩数分
鞍馬山ケーブル
 ケーブル山門~ケーブル多宝塔
 所要時間2分、片道200円