岩屋寺は近畿三十六不動尊第二十四番霊場です。

桜の岩屋寺

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 岩屋寺の創建年代の歴史は残っていないようですが、初めには天台宗に属し比叡山三千坊の一つでしたが、現在は神遊山金地院と号する曹洞宗永平寺派天寧寺の末寺です。近くに建つ山科神社(西岩屋明神)の神宮寺であったこともあるようです。

 近畿三十六不動尊第二十四番霊場として信仰を集める岩屋寺には、智証大師円珍(平安時代の天台宗の僧、814~891)の作といわれる大聖不動明王(だいしょうふどうみょうおう)が秘仏として本堂に安置されています。この本尊の大聖不動明王は大石良雄の念持仏でもあったと伝わります。

  岩屋寺は忠臣蔵赤穂事件を策動した赤穂義士・大石内蔵助が、元禄15年12月14日朝の吉良邸への討ち入りの策をこの寺に隠棲して練ったといわれる寺院です。そのために岩屋寺は大石寺とも呼ばれています。

 岩屋寺境内の明治年代に建てられた木像堂には大石良雄の遺品や浅野内匠頭長矩(たくみのかみながのり)と四十七士の像、遺品等が安置されています。大石内蔵助が隠れ住んでいた旧宅の古材で建てた茶室の可笑庵があります。

 春4月には大石内蔵助隠棲跡に枝垂れ桜が大きく枝を広げて美しく咲いています。ここからは山科盆地が広く見渡せます。3月の終わりごろには岩屋寺の山門の脇で早咲きの枝垂れ桜が咲いています。これらの枝垂れ桜は岩屋寺の北隣の大石神社の枝垂れ桜と兄弟のつながりがあるといわれています。

別サイトの岩屋寺の桜(京都山科)の頁もご覧ください。

岩屋寺の所在地
 京都市山科区西野山桜ノ馬場町96
岩屋寺の本堂・木像堂・収納庫の拝観料
 
大人 400円
 中・高生 300円
 小人 200円
 団体割引あり
岩屋寺の拝観時間
 
午前9時半より午後4時半
岩屋寺へのバス
 京阪バス「大石神社前」下車徒歩約10分
 (JR山科駅前より京阪バス29大宅行に乗車)